口コミ時代の到来です。
今までは、
テレビ、雑誌、新聞などのメディアが取り上げれば
モノやサービスが売れる時代でした。
そして、私たちはメディアの情報を信じていました。
「テレビや新聞が言っているのだから間違いない。」
本当にそうでしょうか?
テレビや新聞の背後には広告主がいます。
売上を伸ばすために常に話題性を意識しなければいけません。
そんな状況でメディアは本当に客観的な判断ができるのでしょうか?
こうした状況に変革をもたらしたのがインターネットです。
インターネットが普及するまで私たちはメディアの情報に対して受動的でした。
しかし、インターネットの登場によりユーザーが自分から情報を発信できるようになりました。
そして、個人が発した情報は数が集まることで
既存のメディア以上の影響力を持つようになったのです。
今までは、メディアが自分たちの都合に合わせてお店の評価を決めていましたが、食べログのような口コミサイトがメジャーになった結果、消費者の私たちがお店の評価を決めるようになりました。
つまり、インターネットの発達により評価の主導権が、私たち消費者に移ってきたのです。
そして、これまでのような編集者や評論家の意見、芸能人の賞賛の声は、モノやサービスを購入する上で決定的な要因では無くなったのです。
テレビでどんなに話題になっていても、ネットで検索して評価が悪く口コミ数が少なければ、
「テレビが話題作りで盛り上げた店なんだろうな!」と思われてしまうのです。
そんな個人の情報発信が大きな力を持つ時代がやってきたのです。
貴方はこの変化をどのように受け止めますか?
続きはコチラ⇒第31回 口コミ時代(3)