以前、
「何でもできる」というのは「何もできない」というのと同じ
という話をしました。
コチラ⇒第27回 何でもできるお店はお客様に選ばれません(1)
では、便利屋さんはどうなんでしょうか?
「何でもできる」をウリにできるのは便利屋さんだけ!
とお伝えしたのですが、
厳密に言うと便利屋さんも専門性をアピールした方が良いと言えます。
もし「ハウスクリーニング」「不用品回収」の
どちらか、
あるいは両方に自信のある店舗は、くらしのマーケットにおいては
サービスをどちらか1つ、
もしくはこの2つのみに絞りましょう。
これには2つの理由があります。
1.お客様に人気のサービスで予約をとる!
現在くらしのマーケットに予約が集中しているのは
主に「ハウスクリーニング」と「不用品回収」です。
お客様からの予約が少ないサービスで予約を取ろうとするのではなく、
お客様からの予約が多いサービスで予約を集めた方が予約が入りやすいからです。
2.お客さんは専門性を求めている!
これは以前にもお伝えしましたが、やはり「何でもできる」ではお客様の心をつかむことは出来ません。なぜなら、くらしのマーケットに訪れるお客様は専門性を求めているからです。
ハウスクリーニング専門店と便利屋さんのハウスクリーニング
貴方ならどちらを選びますか?
ですので、くらしのマーケットでは「何でもできる」便利屋さんであることはあまり強調せずに、
「特にハウスクリーニングには力を入れており、年間1000件の実績があります!」
「不用品回収は当店の主力事業です。これまでに5000件を回収してまいりました!」
というように専門性を強調しましょう!
もし、事業規模が大きく「ハウスクリーニング」「不用品回収」のどちらからも予約を取っていきたいという場合は、
会社の事業内容をその規模が伝わるように会社概要に書きましょう。
「弊社は不動産会社を母体とした便利屋です。マンションの空室清掃や退去後の不用品回収を行う部門として1980年に事業をスタートしました。現在はそのノウハウを活かして一般のお客様にもサービスを提供しております。特にハウスクリーニングと不要品回収は弊社の主力事業となっており、ハウスクリーニング部門には20名のスタッフが、不用品回収には15名のスタッフが在籍しております。ハウスクリーニングは年間3000件の実績、不用品回収は年間2000件の実績がございます。…」
このようにお客様に「ハウスクリーニング」「不用品回収」のどちらにもかなりの専門性があることが伝わればお客様は安心して予約をします。
「ハウスクリーニング」「不用品回収」を便利屋さんの様々な仕事のうちの一つと思われないことが重要です。
専門性をアピールして予約を獲得しましょう。