<掲載する写真は何が良いのか?>
では、サービスページに掲載する写真はどんなものが良いのでしょうか?
エアコンの汚れを見せて清掃の意義を感じてもらう写真が良いのか?
綺麗なエアコンを見せて仕上がりの美しさを感じてもらう写真が良いのか?
軽トラに沢山の不用品を積んでいるイメージ写真が良いのでしょうか?
散らかった不用品だらけの部屋を見せるのが良いのでしょうか?
前回お伝えしましたが、これらはどれもすでに実践している店舗が多すぎるので差別化には繋がりません。
特に汚い写真を見せて、購買意欲を刺激するのは現状ではほとんど意味がありません。
なぜか?
前々回にお伝えしましたが、くらしのマーケットに流入するお客様のほとんどが、「地域名」と「サービス名」で検索エンジンから流入してきています。
つまり、エアコンクリーニングや不用品回収の必要に迫られたお客さんが、くらしのマーケット内でサービスやお店を比較して予約をしているのです。
なので、小林製薬のテレビCMのようにネガティブな情報を与えても、すでに必要に迫っているお客様に対してはほとんど影響がありません。ネガティブな情報は必要性を感じていないお客様の需要を喚起する方法です。
いつか、くらしのマーケットにお客様が遊びに来て、お店を比べて、店長の丁寧な説明を受けて、考えてもいなかったサービスをお願いするようになったら楽しいですね。でも、まだくらしのマーケットもハウスクリーニング業界、不用品回収業界もその段階にまで達しておりません。
そうであるならば、そのような効果がさほど期待できない写真を掲載するのであれば、効果を期待できる写真を掲載しましょう。
では、他店舗との違いを明確にしてクリックしてもらえる写真とはどんな写真なのでしょうか?
<サービスの写真にも顔写真>
以前より、「店舗写真は顔写真で!」とお伝えしてきました。
<関連する講座>
店舗写真だけでなく、「サービスの写真」にも顔写真を掲載しましょう!
【顔写真の掲載をおすすめする3つの理由】
①顔写真をサービスの写真にしている店舗が少なく差別化を図れるから
②顔写真は自分を撮るだけなので特別な準備が必要ないから
③お客様はエアコンやトラックの写真を確認したいのではなく、自宅に訪問するお店の人の顔が見たいから
以上の理由から、顔写真の掲載が一番簡単で効果が出やすいと考えられます。
お客様の立場に立てば、③の理由が一番重要です。
どれだけ料金やサービスを丁寧に伝えても、出張訪問型のサービスは家に知らない人が来るので、どんな人がやってくるのかという情報が一番店舗にとっては伝えにくい反面、お客様が一番知りたい情報なのです。
実際に、不用品回収軽トラ積み放題のサービス一覧では、この写真のように店長の顔写真が写っているサービスとそうでないサービスの口コミ数の差は歴然となっています。
(料金や出店時期の差、口コミ投稿割合など一律に比較はできないが、少なくても写真の入っていない店舗には口コミが一件も無いことは確認できる。)
もちろんこの店長さんの写真が魅力的であること、クリックした後のサービスページやお店ページがよく作りこまれていていること、実際のサービスが素晴らしいことは間違い無いのですが、顔写真を掲載しているので目につきやすくなり多くの方にクリックされていると考えることができます。なぜなら、くらしノーマーケット(インターネットショッピングモール)ではサービスページ(お店ページ)以外に、お客様にサービスの魅力をアピール方法は無いからです。
クリック数が増えれば、予約獲得へのチャンスは何倍にも広がります。
顔写真を載せて差別化を図り、お客様に安心して予約をしてもらえる店舗を目指しましょう。